ルイス・ハミルトンは2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP予選で2番手を獲得し、フェラーリ移籍後初となるフロントロースタートを決めた。ポールポジションのジョージ・ラッセルとの差はわずか0.064秒。今季ここまでトップ争いで後れを取ることが多かったフェラーリにとって、大きな前進を示す結果となった。
ハミルトンは週末序盤こそ苦戦していたものの、予選に向けてセットアップの改善と精神面のリセットに成功。マラネロから投入されたアップグレードの効果も実感しており、「これまでで最も接近できた予選だった」と手応えを語った。決勝ではフェラーリ移籍後初勝利を狙い、2台のメルセデスに挑む。予選前にサーキットを離れてリセットハミルトンは予選後、週末序盤の苦戦を振り返った。「個人的には本当に難しい週末だった。FP1を欠場したあと、なかなかペースに乗れなかった」「シャルルとの差も、他のライバルとの差も大きかった。0.5秒から0.8秒、あるセッションではトップから1秒離されていた」「予選までに大きく改善しなければならなかったが、どこでタイムを見つければいいかは分かっていた。必要だったのはマシン、特にリアへの信頼だった」フェラーリは予選に向けて細かなセットアップ変更を実施。その効果もあり、ハミルトンはQ1でトップタイムを記録した。「エンジニアたちが素晴らしい仕事をしてくれた」「FP3と予選の間に初めてサーキットを離れたんだ。『少しここを離れないといけない』と思ってモーターホームに戻った」「エンジニアとは電話で話していたけれど、自分自身をリセットする時間が必要だった。そして戻ってきたら、どういうわけかまた調子を取り戻せた」アップグレードがフェラーリを前進させたハミルトンは今回投入されたアップグレードを高く評価した。「これは本当にファクトリーのみんなのおかげだ」「チーム全員が信じられないほど懸命に働いている。我々は目指すべき方向性を理解しているし、この週末にアップグレードを投入してくれたことに感謝している」「どのチームも少しでも多くのパフォーマンスを持ち込もうとしている。そのおかげでギャップを縮めることができた」予選ではメルセデス勢に迫り、ラッセルとの差はわずか0.064秒だった。「今週末を通して我々は彼らより0.4秒ほど遅れていた」「だから0.1秒以内の差まで近づけたことは、マラネロで働く全員の努力を示している」「これまでで最も接近できた予選だったと思う」フェラーリ移籍後初勝利へ挑戦決勝ではフェラーリ移籍後初勝利の可能性も期待されている。「予選ではこれまでで一番先頭に近づけた。だからもちろん挑戦するつもりだ」「我々がやっていることは正しい方向に進んでいるし、チームとして改善している」一方で、メルセデスが依然として優位にあることも認めた。「彼らはまだ何かを隠し持っているように見える」「我々がアップグレードを投入しても、彼らはまだ前にいる。だからやるべき仕事は残っている」それでもハミルトンはチームへの感謝を強調した。「ファクトリーのみんながどれだけ集中して、どれだけ懸命に働いているかを見ている」「静かに自分の仕事をこなしながら、強い情熱を持って取り組んでいるんだ」「だから本当に感謝している。あのラップをまとめて、ここまで接近できたことを確認できたのは最高の気分だった」「まだシーズン序盤だ。戦いは始まったばかりだ」