ルイス・ハミルトンが、フィオラノ・サーキットで実施されたピレリ主催のウエットタイヤテストプログラムを完了した。今回のテストは、散水設備を備えた数少ないヨーロッパのF1公認サーキットのひとつで行われ、フルウエットとインターミディエイトの性能を検証するための条件が再現された。ハミルトンはこの日だけで155周、461キロを走行し、2日間合計では297周、884キロが記録された。
フルウエットの作動域拡大を狙ったテスト最初にテストされたのは、エクストリームウエット用のプロトタイプタイヤだった。この中には、先週の鈴鹿ですでに試された新しいトレッドデザインも含まれており、狙いはチントゥラート・フルウエットの作動レンジを、より弱い雨量のコンディションまで広げることにあった。午後からはインターミディエイトの仕様違いを評価午後の半ばからテスト終了までは、チントゥラート・インターミディエイトの別仕様が装着された。これにより、今回サーキットで試されたウエットタイヤ同士のクロスオーバー領域を評価することが可能になった。ハミルトンは1分0秒740を記録フェラーリのドライバーであるハミルトンは、この日のベストタイムとして1分0秒740を記録した。気温は前日と非常に近い条件で推移し、最高22度まで上がった。次週はニュルブルクリンクでメルセデスとマクラーレンが参加ピレリのタイヤ開発作業は来週も続き、4月14日火曜と15日水曜には、メルセデスとマクラーレンがニュルブルクリンクで非公開の2日間テストに参加する。2020年を最後にグランプリ開催から遠ざかっているこのドイツのサーキットは、F1レイアウトにおいてバランスの取れた特性を持ち、横方向と縦方向の荷重がほぼ同等にかかるコースとされる。そのため、将来のスリックタイヤコンパウンドを評価するうえで興味深いテストの場となる。
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