ルイス・ハミルトンは、キャデラックが2026年のドライバーとしてバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスを選んだことについて「正しい選択をした」と語り、さらに元チームメイトであるボッタスと働いていたことを「恋しく思う」と明かした。シーズン後半戦が始まる直前、キャデラックは来季F1デビューに向け、ボッタスとペレスというベテラン2人を起用すると発表。両者とも2025年はF1不在となっていたが、2026年に揃ってグリッド復帰を果たすことになる。
このニュースはマックス・フェルスタッペンをはじめ、複数のドライバーから好意的に受け止められ、ハミルトンもかつてメルセデスで2017年から2021年までチームメイトだったボッタスの復帰を歓迎した。「キャデラックがどんなドライバーを迎えることになるかって? 彼の才能については何も言う必要はないよ。キャリアを通して証明してきたからね」とハミルトンはコメント。「でも彼らは、最も正直で、おそらく最も面白いフィン人、そして一緒に仕事をするうえで最も誠実な人間を迎えることになる。僕は彼と一緒に仕事をするのが恋しいんだ」「彼らは正しい選択をしたと思う。もちろんセルジオについても同じで、彼は素晴らしい経験を持っている。その知識と、2人がそれぞれの偉大なチームから持ち寄るものは、チームの進歩をより早める助けになるだろう」実際、ボッタスとペレスは合わせて527戦のグランプリ出走と16勝という豊富な経験を誇る。2人のような経験豊富なドライバーを起用することが良い決断かどうか問われると、ハミルトンは次のように答えた。「そう思うよ。今のグリッドはいいバランスが取れていると思う。新しいチームが発展するためには、経験のあるドライバーが必要だ。特に新規参入チームならなおさらだ」「レッドブルとメルセデスという2つの異なるカラーを持ち、それぞれ違った知識と経験を備えた2人がいる。その両方をチームに持ち込み、チームがより速く前進するための助けになるだろう」