ルイス・ハミルトンは、クリスチャン・ホーナーのレッドブル退任について言及し、初対面時には「ウマが合わなかった」と振り返りながらも、そのF1への「素晴らしい貢献」を称えた。イギリスGPとベルギーGPの間の2週間のインターバル期間中、レッドブルはホーナーとの決別を発表した。
ホーナーは2005年のチーム創設時からレッドブルのチーム代表を務め、セバスチャン・ベッテルやマックス・フェルスタッペンとのタイトル獲得を指揮し、F1史上最も成功したチーム代表のひとりとなった。しかし過去12カ月で状況は一変。ホーナーの不適切行為に関する疑惑がチームを揺るがし、エイドリアン・ニューウェイやジョナサン・ウィートリーの退団とも重なった。マックス・フェルスタッペンが2024年のドライバーズタイトルを制したとはいえ、レッドブルの競争力は下降傾向にあり、ホーナーのセルジオ・ペレスへの対応も批判を受けた。ペレスは2024年シーズン中に契約延長が発表されたにもかかわらず、年末にリアム・ローソンに交代させられている。ハミルトン「彼の歩みは本当に驚異的だった」F1キャリアを通じて、ハミルトンはたびたびレッドブルと激しいライバル関係にあった。2010年代初頭はベッテルと争い、2021年にはフェルスタッペンとのタイトル争いで歴史的なバトルを繰り広げている。水曜に行われたベルギーGPのFIA記者会見でホーナー退任について問われたハミルトンは「僕の人生には何も影響はないよ(笑)」と笑った。「でもまあ……彼ら(レッドブル)の成長ぶりを見るのは素晴らしかった」「2005年、僕はクリスチャンと会って彼のオフィスに座ったことがある。たしかアーデンにいて、僕はGP2に上がる話をしていた。でも…正直に言えば、最初からウマが合ったとは言えないね!」「でも彼の歩みは本当に驚異的だった。あれだけの大きな組織をまとめて成功させるには、才能と手腕が必要だし、それを彼は持っていたと思う」「彼の今後の幸運を祈っているよ」
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