ルイス・ハミルトンは、F1サウジアラビアGPの予選で苦戦が続いた中、フェラーリのF1マシンとの「絆」を築くのに苦労していることを認めた。7度の世界チャンピオンは、Q1とQ2でほぼノックアウト寸前となり、最終的、4位を獲得したフェラーリのチームメイト、シャルル・ルクレールに0.5秒差の7位で予選を終えた。
ハミルトンは、ジェッダでの週末を通して、ルクレールに遅れをとっており、フェラーリで後任となったウィリアムズのカルロス・サインツにも、2週連続で予選で敗れている。「僕にとって、いつものように、予選はチャレンジングだった」とハミルトンは Sky Sports F1 に語った。「週末を通してまったく調子が良くなく、ほぼすべてのセッションで13位だったと思う。だから、正直、Q3に入って7位になれたことを感謝している」「最後のラップは目を見張るものはんまかったが、週末を通して改善を重ねてきた。最後はもっと良いラップが必要だったが、先ほども言ったように、この位置にいられることを感謝している。まだ時間はたくさんある」レースは少なくとももっと良くなることを期待しているかと尋ねられた40歳のハミルトンは「祈るしかないね!」と語った。「シングルラップでこのマシンと一体になることは、今の僕にはとても難しいことなんだ」「でも、僕たちは諦めない。意志があれば道は開ける、僕たちは押し続けて、挑戦し続けて、素晴らしいサポートも得ているから、ただ一生懸命努力し続けるだけだ」4位にもかかわらず不満のシャルル・ルクレールルクレールは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン、マクラーレンのオスカー・ピアストリ、メルセデスのジョージ・ラッセルに次ぐ4位で、再びフェラーリの性能を最大限に引き出した。しかし、モナコ出身のルクレールは、0.376秒差でセッションを終え、フェラーリのグリップとパフォーマンスの全体的な不足を嘆き、満足とはほど遠い様子だった。「満足とはほど遠い、全体的に非常に失望している」とルクレールは説明した。「マシンでできる限りのことをやって、結局4位になったことは、ただただ苛立たしく、失望している。しかし、それが現時点でのこのマシンの能力だ」「オーバーステアやアンダーステアから限界を変えることはできるけど、結局のところ、ライバルたちが持っているスピードを出すにはグリップが足りない」「こんなトラックではもっと期待していたから、残念だよ。何かが欠けている」
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