ルイス・ハミルトンは、スクーデリア・フェラーリのF1マシンでの初走行にむけて自身の原点に立ち返るイエローのヘルメットを用意した。1月21日(月)にフェラーリドライバーとしてマラネロのファクトリーを初訪問したルイス・ハミルトンは、火曜日も引き続きフェラーリで作業を続けた、新シーズンに向けた準備が本格化する中、技術会議やブリーフィングに参加。
そして、水曜日には、チームのフィオラノテストトラックで2022年のフェラーリF1マシンであるF1-75を運転する予定である。走行にむけて、フェラーリの“レッド”にレーシングスーツに身を包んだ写真を公開していたルイス・ハミルトンは、続いてフェラーリでのデビュー走行にむけて鮮やかなイエローのヘルメットを披露。レースを始めた当時、ルイス・ハミルトンは父親が彼を見つけやすいようにとアイルトン・セナにインスパイアされたイエローのヘルメットをかぶっていた。F1キャリアでも2014年まではイエローを基調としていたが、メルセデスに移籍後は、ホワイト、レッド、ブラック、パープルなど様々なベースカラーをセレクトしていた。フェラーリにとってもイエローは重要な色であり、F1世界選手権の開始以来、スクーデリア・フェラーリのマシンは常にレッドで覆われてきたが、本拠地モデナの色であるジャッロ・モデナ・イエローもマラネッロの歴史の大きな部分を占めてきた。