ルイス・ハミルトンは、F1オランダGPの予選でQ2敗退という衝撃的な結果に見舞われたが、自分のマシンは「運転するには悪夢」だったと認めた。 7度の世界チャンピオンはザントフォールトでの予選の最初のセグメントで5番目に速かったが、Q2では苦戦した。 予選中盤の最終ラップはQ3進出に必要なタイムより0.1秒以上遅れ、メルセデスのドライバーは12番手に甘んじざるを得なかった。
一晩でハミルトンのW15に変更が加えられたが、3回目のプラクティスで路面が非常に濡れ、セッションの大半で赤旗が出されていたため、それが改善されたのかどうか実際に理解できなかった。「難しいセッションだった」とハミルトンはメディアに語った。 「FP3では確認できなかった変更を一晩で行ったが、それは誰にとっても同じことだった。でも、マシンをかなり変更したので、運転するのは悪夢だった」セットアップの微調整を含む変更が行われたのはハミルトンの車だけではなく、チームメイトのジョージ・ラッセルの車にも作業が行われた。 しかし、ハミルトンが明らかにしたように、メルセデスは彼の車にさらなる改造を加えた。 「僕たちは両方ともセットアップを変更したけど、僕のほうが多く変更した」とハミルトンは明かした。予選中のハミルトンにとっての問題は、彼の車が「非常に調子が悪かった」ということだった。 この問題は、金曜日にハミルトンが苦しんだアンダーステアをメルセデスが抑えようとし過ぎたために発生した。 「そうだね。クルマはもう少し危険な状態だった」とハミルトンは語った。 「今日のクルマはものすごく機敏だった。昨日はアンダーステアがひどくて、それを抑えようとしたけど、逆にやりすぎてしまった」ルイス・ハミルトンはQ1でセルジオ・ペレスの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科され、現時点では14番グリッドからスタートする予定となっている。 それにもかかわらず、ハミルトンはポイントを獲得するのは非常に難しいと考えている。 「トップ10に入るのはおそらく苦労するだろう」とハミルトンは認めた。
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