ルイス・ハミルトンは、2024年F1第10戦スペインGP初日のフリー走行で最速タイムを記録。メルセデスのパフォーマンスに満足ししており、FP1後に施された変更が前進につながったと評価した。前戦カナダGPで今シーズン最高の週末を過ごしたメルセデスは、バルセロナでの金曜日も好調を維持した。ハミルトンはFP2で1分13秒264のタイムを叩き出し、フェラーリのカルロス・サインツJr.を0.22秒上回るトップタイムを記録した。
ルイス・ハミルトンはセッションでW15の感触を称賛したが、週末を通してトップ争いに加わるためには、チームにはまださらなる作業が必要だと示唆した。「FP1はまあまあだった」とルイス・ハミルトンは金曜日の走行を終えて振り返った。「マシンをある方向に進めて、そのセッションで多くのことを学んだ。そしてFP2は間違いなくかなり良かった。良い変更ができたと思うし、今日はマシンのフィーリングが本当に最高だった」「路面はとても熱く、特にロングランではタイヤにとって非常に厳しいけど、そそれほど大きく遅れているという感じはしない。ラップタイムにはあまりこだわらないつもりだけど、間違いなくマシンの状態は良くなっていると思う」「一晩で改善し、レッドブルやフェラーリ、マクラーレンに勝てるかどうかを見極めるために、やるべきことがあると思う」土曜日と日曜日のカタロニア・サーキットで何が可能かさらに問われたハミルトンは、W15の開発を継続するチームの努力を称賛した。「ファクトリーの皆は毎年のようにとてもハードに働いているけど、北極星のような指針を持つことで、マシンをどこに向かわせたいのか、より深く理解できるようになったと思う」とハミルトンはコメントした。「彼らが少しずつ積み重ねてきた努力の成果だと思う。皆がコンポーネントを作り、それを一貫して投入することに一生懸命に取り組んできた。あちこちに大きな塊を投入するのではなくね。その努力には本当に感謝している。そして、ドライバーとしてマシンにどれだけ快適に過ごせるか、その成果が表れ始めている。素晴らしいことだ」