メルセデスのルイス・ハミルトンはF1中国GPほど「アンダーステアに悩まされたことはない」と語った。土曜日の午前中に行われたスプリントレースで2位に入ったハミルトンは、18番グリッドからリカバリーレースに臨んだ。しかし、序盤はソフトタイヤで大きな進歩を遂げることができず、15番手まで順位を上げたところでミディアムコンパウンドに履き替えた。
ハミルトンは、レース前半はアンダーステアが激しく、何かが壊れているのではないかと思ったと語った。「人生でこんなにアンダーステアが出たのは初めてだったので、序盤に誰かと接触したのかもしれないと思った。低速でターンインして、待って、待って、待っていた」とハミルトンは説明した。「一時はあちこちにデブリが散らばったので、他の何人かと同じように何かを傷つけてしまったのかと思ったけど、僕が選んだセットアップのせいだった」「セットアップの判断がうまくいけば、おそらくジョージ(6位に終わったラッセル)と同じくらいの位置に着くかもしれないが、戦い続けるしかない」ソフトタイヤでのスタートという試みついてハミルトンは「『なんてこった、ソフトを履いているのだ僕だけか』という感じだったけど、1周目で崩れてしまった。とても難しかった」ハミルトンはさらに数台のミッフォフィルダーをパスし、ランス・ストロールと ダニエル・リカルドの衝突から利益を得て9位を獲得。マイアミで予定されているアップグレードが、フェラーリや マクラーレンとの戦いにメルセデスを大いに後押ししてくれることを期待している。「予想より良くなかったのは確かだ。そのあたりを予想していたんだけどね」とハミルトンはSky Sports F1のインタビューに答えた。「次のレースで前進できるといいね。それまでは、来週またファクトリーに戻って、マイアミに向けてマシンをもっといい位置に置こうとしているし、もっといい週末にしたいね」
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