ルイス・ハミルトンは、2024年F1第4戦オーストラリアGPのフリー走行2回目にタイムシートで18番手とどまった後、率直な評価を示し、これまでW15のハンドルを握る中で「最も自信がなかった」と認めた。2度の厳しいシーズンを乗り越え、メルセデスF1がレッドブルに近づこうとしているなか、メルボルンの週末を迎えたハミルトンは、W15のポテンシャルについて語っていた。
FP1では9番手と健闘したハミルトンだが、FP2ではセットアップの試行錯誤から順位を落とし、ケビン・マグヌッセン(ハース)と欠場したアレックス・アルボン(ウィリアムズ)を上回っただけだった。特に2回目の走りを振り返り、ハミルトンは「当然、気分は良くない。おそらく長い間経験した中で、最悪のセッションだった」「P1は全体的にかなりいい感じだった。実際にP1で走ったクルマはこれまでで最高の感触だったけど、その後、マシンはどんどん悪くなっていった。いくつか変更を加えて...まあ、P2に大きく変更したんだけど、タフだったよ」。ハミルトンはFP2でフェラーリのシャルル・ルクレールに1.5秒以上の差をつけられた。今後の週末に向けて何か励みになる要素はあるかとの質問にハミルトンは「あのセッションの後、このクルマにこれまで感じた中で最も自信がなくなってしまった」と語った。「でも、あのP1での走行からはポジティブな点もあった」