ルイス・ハミルトンは、バーレーンで行われた3日間のF1プレシーズンテストで、メルセデスF1には「登るべき山」があることを認める来週末の開幕戦F1バーレーンGPに向けてはまだ序列がはっきりしないものの、一般的にはレッドブルがフェラーリを抑えてリードしていると考えられている。
メルセデスF1は、2022年のように3番手からスタートすると予想されるが、ポーパソングの問題は解決されたようだ。3日間のテストを通じてメルセデスW14はドライブするのに手こずることもあったようだが、Q3終盤にはソフトタイヤで力強いラップタイムを記録した。土曜日の夕方、テスト全体を振り返ってルイス・ハミルトンは「面白い数日間だった。決して簡単でない。多くの発見があった」とコメント。「一番印象に残っているのは、僕がこのチームで11年目を迎えて、みんなが同じメンタリティでハードワークしていることだ。誰も満足していない」「登らなければならない山があるとわかっていながら、誰も騒がない。誰もが頭を低くしている。それを誇りに思っている。ガレージにいるみんなも、ここにいるみんなも、そしてファクトリーのみんなも、このデータを全部見て、さらに前進していくことだろう」「信頼性はおおむね良好だ。昨日はストップしてしまったけど、おおむね良好だ。最後に、路面が少し冷えてきて、柔らかめのタイヤを履いたときに、それらの間のステップを見ることができるのは素晴らしいことだ。まだ自分たちが望んでいる位置には達していないけれど、出発点としては良いプラットフォームだ」メルセデスF1に欠けている領域の1つは、直進パフォーマンスだ。ハミルトンは、メルセデスF1がこのエリアを改善しなければならないことを認めており、チームは来週F1バーレーンGPにローダウンフォースのリアウイングを持ち込む見込みだ。「昨年もそうだったし、今年も少しはそうだ」とハミルトンは付け加えた。「バウンシングはなくなった。時々少し発生するけど、ほとんどの場合は発生しない」「バウンシングしていないときはとても美しい世界だし、前が見えて、体にもいい。直線のペースは、もう少し上げたいところだ」「僕たちにとって大きな一歩だ。でも、まだ根本的な問題が残っていて、それを解決する必要がある」