ルイス・ハミルトンが、F1を題材にした新しいハリウッド映画の製作に関与していると報じられている。Deadlineによると、この映画は、若いドライバーを指導するために引退を撤回したレーサーを演じる主演のブラッド・ピットが、若いドライバーのチームメイトとしてコース上で最後の栄冠を目指すというストーリー。
例えるなら、2010年にニコ・ロズベルグのチームメイトとしてメルセデスでF1復帰したミハエル・シューマッハのようなストーリーだ。そして、Deadlineは「英国人F1ドライバーであるルイス・ハミルトンが何らかの制作に関与していると聞いている」と報道。しかし、上記のようなプロットの詳細が含まれている最新のアップデートでは、ルイス・ハミルトンについての言及はない。このF1映画は、2022年5月に「トップガン・マーヴェリック」の公開を控えるジョセフ・コシンスキーが監督を務め、脚本は「ザ・リング」などのアーレン・クルーガー、プロデューサーは「アルマゲドン」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などで知られるジェリー・ブラッカイマーが務めるという。映画の予算は最大1億4000万ドルと報じられている。これは、2022年のF1チームの予算制限と同じだ。同作品の配給権獲得交渉は2021年12月にスタートし、Apple TVが独占配給権を獲得する目前だと報じられている。F1の権利所有者であるリバティメディアが新しい映画のプロジェクトには関与していないとされている。このプロジェクトは、過去数年間にアメリカでペースを上げてきた『Drive to Survive』の流行に乗ろうとしている可能性があるという。ルイス・ハミルトンが演技やコンサルタントの役割として関与することが真実である場合、ファッション、音楽、社会的および環境的などの活動に加えて、F1での時間が終わったときに探求する別の潜在的な道になるかもしれない。ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとのタイトル争いに敗れたF1アブダビGP以降、メディアに何も語っておらず、SNSも更新していない。メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、自分とルイス・ハミルトンがF1アブダビGPでの出来事に“幻滅”しており、「ルイスがレースを続けてくれることを心から望んでいる」と語り、ハミルトン引退説が浮上している。
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