メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2021年F1メキシコGPの予選で2番グリッドを獲得。劣勢だった週末にチームがフロントローをロックアウトしたことに皆と同じように“かなりの衝撃を受けている”と語った。F1メキシコGPでは、レッドブル・ホンダがポールポジションを獲得すると期待されており、メルセデスF1がフロントローを独占すると考える人はほとんどいなかった。
しかし、メルセデスは予選の開始からレッドブル・ホンダとの間にあったギャップを解消し、バルテリ・ボッタスがポールポジションを獲得。ルイス・ハミルトンが2番手に続いた。最終プラクティスではレッドブル・ホンダがメルセデスに0.6秒以上の差をつけていた。したがって、メルセデスが状況を完全に好転させたことは驚きだった。それはルイス・ハミルトンも同じようだ。レッドブル・ホンダとの間にあった差をどうやってメルセデスF1は覆したのかと質問されたルイス・ハミルトンは「僕もよく分からない」とコメント。「彼らはある段階で0.6秒前にしたけど、その後、僕たちが0.4秒前にいた」「何が起こったのか分からないけど、予選に入ると、突然、ペースが良くなった」「僕も皆と同じようにショックを受けている。でも、僕たちはそれを受け入れる」「今週末はペースがないと思っていたので、フロントローをロックアウトできたのはかなり特別だし、明日は他のマシンたちと良い戦いができそうだ」当然のことながら、ルイス・ハミルトンはポールポジションを獲得したかったが堅実なパフォーマンスをしたチームメイトの功績を認めた。「バルテリは素晴らしい仕事をした。バルテリのことをとても誇う」とルイス・ハミルトンは述べた。「彼はここ数レースでとてもうまく走っていると思うし、チームにとって本当に素晴らしいだ。彼らはとても一生懸命働いている。「当然のことながら、彼のポジションになりたかったけど、彼は再び素晴らしいQ3ランを行った」「僕も全力を尽くしたけど、今日は彼の方が良い仕事をした」
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