ルイス・ハミルトンは、F1引退について“頻繁”に考えるようになったと語るが、そのたびに自分がF1ドライバーであることがどれだけ“幸運”なことかを思い出していると語る。7回のF1ワールドチャンピンであるルイス・ハミルトンは、F1での15シーズン目を戦っているが、今年、メルセデスとの契約をさらに2年間延長。F1ロシアGPで通算100勝目という金字塔を打ちたてたハミルトンは、理論的にはメルセデスで10回のF1ワールドチャンピオンを樹立する可能性もある。
だが、メルセデスとの契約延長は、ルイス・ハミルトンが必ずしも2023年の終わりまで確実にレースをすることを保証するものではない。36歳のルイス・ハミルトンは、F1引退について考えるよになっていることを認める。しかし、より多くの成功への渇望がそれを打ち消しているとし、F1の最高レベルに留めれるよう努力を続けていると語る。十分に勝った、辞めたい、別の人生を送りたいと思ったことはないかと質問されたルイス・ハミルトンは「よく考えるよ。波の満ち引きのような感じに行ったり来たりする」と Sky Italia と語る。「過去4~5年の間に、自分の人生を費やしてトレーニングで自分自身を犠牲にしてまで、まだ挑戦したいかどうか分からなくなったことが何度もあった」「やりたいことは他にもある。やってみたいことはたくさんある。でも、その一方で、僕はこの仕事をすることができてとても幸運だと自分に言い聞かせている」「かなり長い間のなかで、マシンでのキャリアはほんの一部になっているし、引退するまでの時間は十分にある」「バランスを見つけることの問題だ。子供の頃のようにまだハングリーでトレーニングをしていれば、素晴らしい結果が得られるのなら・・・と自分に言い聞かせている」「そして、僕はまだハングリーだ。トレーニングする気力がなく、モチベーションが低下して、自分が遅くなっていることに気づいたら、それがやめる時だと思う」
全文を読む