現役F1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、タイトルを防衛する準備をしており、2021年以降もF1でレースを続けていくと思うと語る。新型コロナウイルスのパンデミック、そして、自身の感染によって、ルイス・ハミルトンとメルセデスF1との交渉は遅れ、2020年シーズンを通してハミルトンの勝利は多くの憶測の対象となった。
最終的に今年の2月にルイス・ハミルトンとメルセデスF1は新契約に合意したが、この契約は2021年の1シーズンだけとなっており、憶測がやむことはなかった。1年間の契約は2021年が最後のシーズンになることを意味するかと質問されたルイス・ハミルトンは「ノー。今僕がいるポジションでは今年が最後だという風には感じていない」と語った。「もちろん、来年はいろいろと変化が起こるし、エキサイティングだ。これまでで最もエキサイティングなシーズンになると思う。新しいチーム、新しいフォーマットがあり、各チームが拮抗している」「自分が終わりに向かっているとは感じていないけど、今後8か月くらいで僕に知らせてくれるだろうし、自分がやめる準備ができているかどうかが分かるだろう。でも、個人的にはそうは思っていない。でも何が起こるかはわからない」ルイス・ハミルトンは、F1は「僕たちが行っているステップ、F1がテクノロジーとより良い世界に向けて取り組むためのプラットフォームを作成するという点で、これまでで最高の場所にある」と付け加えた。「僕は自分のやっていることが大好きだし、これまでよりも今シーズンに興奮している」「“ボノ”(レースエンジニアのピーター・ボニントン)にも興奮していると言ったばかりだ。僕たちは何らかの形で本当に素晴らしい戦いをするつもりだ。それが僕がいつも愛してきたことだ」