シルバーストン・サーキットは、7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンの業績を称えるためにピットストレートの名称を『ハミルトン・ストレート』に変更することを発表した。メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2020年のF1世界選手権でも圧倒的な強さを見せ、第14戦F1トルコGPで自身7回目のとなるF1ワールドチャンピオンを獲得。F1のレジェンドであるミハエル・シューマッハが打ち立てたF1史上最多タイトル獲得記録に並んだ。
また、ルイス・ハミルトンはシルバーストンで開催されたF1イギリスGPで7勝という最多記録を保持している。この偉業を受け、シルバーストンのオーナーであるブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ(BRDC)は、英国人のルイス・ハミルトンを称えるためにインターナショナル・ピットストレートの名前にルイス・ハミルトンの名を冠して『ハミルトン・ストレート』とすることを決定。1950年にF1世界選手権の最初のレースを開催した歴史的なサーキットであるシルバーストンでドライバーの名前がつけられているのは初めてとなる。現在、BRDCの会長を務めるデビッド・クルサードは、ルイス・ハミルトンにこのニュースを伝えられることをうれしく思うと語った。「BRDC代表という立場で、今日このニュースをルイスに伝えられることをうれしく思う」とF1アブダビGPの土曜日にデビッド・クルサードは語った。「サーキットの一部に一個人の名前にちなんだ名称がつけられるのは、シルバーストンの歴史が始まって以来初めてのことだ」「ルイスはその歴史の中で非常に重要な存在であり、クラブのディレクターと私は、彼の記録的な業績を称えるために象徴的なピットストレートに彼の名前を付けること以上に、これを記念する良い方法はないと考えた」ルイス・ハミルトンは、BRDCから授けられたこの名誉について「感謝し、恐縮している」と語った。「物凄いことだと思っている。思いがけない出来事だ。言葉にならない」「シルバーストンでナイジェル(・マンセル)を観たのを覚えている。素晴らしい観客も心に残っている。今では自分が毎年ここを走るようになった。ここは僕にとって重要な場所だ。誇り高い瞬間だ」「驚いている。他にそのようなドライバーはいないからね。とても感謝しているし、謙虚に受け止めている。少なくとも僕がレースをしている間、できればその後も、BRDCとイギリスの人たちに誇りに思ってもらえるようでありたいと思う」
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