メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPの決勝を3位でフィニッシュ。終盤、アレクサンダー・アルボンが迫ってきて、メルセデスとレッドブル・ホンダの2チーム4台のバトルになったことはF1が必要としていることだと語った。新型コロナウイルスに感染したことで前戦F1サヒールGPを欠場したルイス・ハミルトンだったが、最終戦F1アブダビGPではレースに復帰。3位でレースをフィニッシュしたハミルトンだったが、レース後、体調はそれほど良くないことを認めた。
新型コロナウイルスに感染したことでまだ肺に違和感があると語っていたルイス・ハミルトンにとって、時速300km以上で心拍数が急上昇するF1マシンのドライブは予想以上に身体にこたえたようだ。「今までこんなに息切れしたことはなかったと思う。体調はそれほど良くなかった」とルイス・ハミルトンはコメント。「でも、明るい面に目を向ければ、僕はレースを走り切った。先週はここにいられるとは思っていなかったので、自分が健康で生きていることに本当に感謝している」「これからの期間で回復して、トレーニングに戻り、本来の身体に戻すことを楽しみにしている」ルイス・ハミルトンがアブダビで2位以下でフィニッシュしたのは2013年まで遡る。だが、勝利を手にできなかったことよりも、復帰できたことに満足しているとハミルトンは語る。「すべてのレースに勝つことはできない。過去2週間のことを考えれば、週末には全体的にとても満足している」「もちろん、100%ではないし、望んでいたほど良くはなかったかもしれない。でも、マックスを祝福したい」「肉体的に本当に厳しいレースだった。シーズンを通して肉体的に問題はなかったけど、今日は間違いなくそうではなかった」ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンに追いつくことができなかったことを認め、4位でフィニッシュしたアレクサンダー・アルボンが戦いに絡んできたことを歓迎していると語った。「そうだね、今週末、レッドブル勢僕たちはの手の届かないところにいたと思う」とルイス・ハミルトンは語った。「彼らのペースにしばみついていくことができなかった。アレックスが素晴らしい仕事をして戦いに絡んできたのも素晴らしいことだ。僕たちはチームで戦っていたし、それはF1が必要としていることだと思う」
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