メルセデスF1のルイス・ハミルトンは、今週末のF1ハンガリーGPの予選ではマシン間のタイム差は“はるかに拮抗”したものになると予想する。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、ドライで実施されたF1ハンガリーGPのFP1で快適なアドバンテージを築き、最も近いライバルとなったレーシング・ポイントを0.5秒以上上回った。
一方、ハンガロリンクでこそメルセデスのメインのライバルになると見なされているレッドブル・ホンダは、マシンに苦戦しているのは明らかであり、8番手のマックス・フェルスタッペンはルイス・ハミルトンから1.4秒も離された。しかし、ルイス・ハミルトンはいつものように金曜日の結果を額面通りに受け取っていないと謙遜する。「あまり重要視はしていない」とルイス・ハミルトンは語る。「ウイング、燃料、エンジンなどのあらゆる点で誰もが異なるプログラムを実行している。僕たちは必要なことをこなすことができたし、OKだと思う」「FP3と予選にになれば、タイム差ははるかに拮抗したものになると思っている。でも、マシンにはいくつかやらなければならない仕事はあったし、僕たちも仕事はしたけどね」「そのあと雨が降ってしまった。またドライセッションになるまでどうなるかは分からない」だが、1週間前のオーストリアでのウエットの予選でルイス・ハミルトン驚異的なスピードを見せており、土曜日に雨が降っても、晴れても、メルセデスF1は優勢だと考えられている。しかし、ルイス・ハミルトンは、ハンガロリンクはウエットでは特定の課題を抱えており、雨が降り続ける場合ははるかに困難なタスクになると予想している。「完璧なマシンなどないし、完璧なドライバーもいない。僕たちがやっていることは、自分たちの強固な基盤の上に構築し続けることだ」「素晴らしいマシンだけど、僕たちはまだ学んでいるところだ。まだ微妙なニュアンスとか、構築を続けるために行える変更を理解しようとしている」「オーストリアの雨の中で素晴らしかった。でも、ここは少し異なっており、ダウンフォースが高いけど、トラックはかなり滑りやすいように思う」「ウエットでの予選になれば、先週のようにはならないだろう。でも、誰にも分からない。またしっかりと仕事をするだけだ。どうなるか見てみよう」