元F1ワールドチャンピオンのエマーソン・フィッティパルディは、ルイス・ハミルトンは“最高”のドライバーではないが、F1にとって“非常に重要な”であると語る。ルイス・ハミルトンは、前戦F1アメリカGPで自身6回目のドライバーズタイトルを獲得。来シーズンにもミハエル・シューマッハの最多記録、そして、最多勝利記録を破る可能性がある。
しかし、エマーソン・フィッティパルディは、ルイス・ハミルトンがF1のベストだとは考えていない。「彼はトップリーグにいる。彼が最高かどうかわからないが、彼はこのスポーツの非常に重要な大使だ」とエマーソン・フィッティパルディは Gazzetta dello Sport に語った。「ルイスは、このスポーツにF1に興味のない人でも、より多くのファンを呼び込むことができるキャラクターだ」「例? 娘のヴィットーリアはF1をフォローし始めて、『お父さん、ハミルトンと一緒に写真を撮りたい』と言っている。ルイスは非常にシンプルな家庭の出身であり、彼はその献身に感謝している」「アインシュタインは『20%は才能のおかげで、残りは献身と犠牲だ』と言っていた。ハミルトンにとってまさにそうだった」2度もF1ワールドチャンピオンであるエマーソン・フィッティパルディは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールにも言及した。「彼らは2人とも非常に優れたドライバーであり、セブは依然として非常に速く、シャルルには多くの才能がある。フェラーリでの彼らのパートナーシップは、チームがお互いに改善をプッシュしてこそ、良い結果をもたらすことができる。この理由から、シーズン中にフェラーリは改善したと思う。「そして、2020年にはフェラーリが非常に速いと考えている。エンジンで同じ優位性を維持できれば、メルセデスがそれらを打ち負かすことは非常に難しいと思う」また、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンに関しては「ルクレールとともにF1で最も才能のあるドライバー」だと語った。