メルセデスは、F1メキシコGPの決勝のオープニングラップでのマックス・フェルスタッペンとのバトルでフロアに損傷を負い、7秒のレースタイムが犠牲になっていたと明かした。ルイス・ハミルトンは、マックス・フェルスタッペンとのバトルでコースオフを喫したが、1ストップ戦略が機能して今季10勝目を挙げ、タイトル争いでバルテリ・ボッタスとの差を74ポイントに拡大した。
だが、メルセデスの技術責任者であるジェームス・アリソンは、ルイス・ハミルトンのマシンがかなりのダメージを負っていたことを明らかにした。「スタートでルイスとフェルスタッペンが絡んだ際、実際には相当な量の「ルイスとフェルスタッペンが最初に絡まったとき、実際にはその後の接触でルイスのマシンは合理的な量のダメージを負っていた」とジェームス・アリソンはコメント。「レース映像を注意深く見ると、カメラの前を飛んでいる車体の切れ端が見えると思うが、その車体の切れ端はルイスのフロアの一部だ」「そのボディワークの細長い一片は、私たちがウーバーパネルと呼んでいるものであり、フロアの外側の端に沿って走っている」「フロントウィングのエンドプレートにもわずかなダメージがあり、これらの2つの要素が組み合わり、ルイスはラップあたり約0.1秒の空力ダウンフォースを失った」「あまり多くは聞こえないかもしないが、レースが70周の長さであることを覚えていれば、レース全体でそれは約7秒の価値がある」「レース終了時、ルイスがベッテルの前で2秒未満だったことを忘れないでほしい。その7秒が意味のある量であることがわかる」「そして、これはルイスが日曜日に行った非常に素晴らしい、非常に制御された走りであったことを強調している。ダメージがありながらも、優れたペースと一貫性を示して、フェラーリの前に留まることができた」