ルイス・ハミルトンは、メルセデスが2019年のF1エンジン開発を前年までほどう成功させることができなかったと認める。2014年にF1にV6ターボハイブリッドが導入されて以降、メルセデスのF1エンジンは勢力図を支配してきたが、過去12か月でフェラーリが達成した進歩によってF1エンジン面ではフェラーリがメルセデスを上回ったと考えられている。
ルイス・ハミルトンは、今年のF1エンジン開発は過去ほど大きくなかったと認める。「今年はエンジン開発の面で大きな問題があったし、僕たちにとって素晴らしい一年ではなかったと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。「スタッフにとって本当に厳しい時間だったと思う。彼らはこれまでと同じように懸命に仕事をしているけど、その部門でそれほど成功していないからね」「加えて、かなりドラッグが大きい。でも、僕たちの信頼性は素晴らしいし、その部分は変わらないことを期待している。もちろん、まだそこは本当に誇れる部分だ」今年のフェラーリは、強力なエンジンパワーとローダウンフォースな特性によってストレートで優位に立っている。鈴鹿サーキットでもルイス・ハミルトンはその問題に直面したと語る。「セバスチャン(ベッテル)のトウに入り、DRSを使って、パワーを最大限に使っても…フェラーリは信じられないぐらい速かった」「タイヤのアドバンテージがあっても非常に難しい。面白いバトルが提供されるので、いずれにしろクールだけどね」「それでも僕たちはコンストラクターズタイトルを獲得することができた。でも、来年はドラッグをもう少し減らし、パワーを増やすためにプッシュしていく必要がある」「彼らはそのために全力で取り組んでいるし、来シーズンはその部分で改善が見られると自信を持っている」