ルイス・ハミルトンは、F1日本GPの土曜日のセッションが中止になった理由を理解できていなかったようだ。台風19号の接近に伴い、F1日GPは土曜日の全セッションを中止にすることを決定。鈴鹿サーキットはホテルエリアを除き閉園となっている。金曜日のセッション後、ルイス・ハミルトンは鈴鹿のホテルで缶詰めにされるのではなく、東京で暇をつぶしたいと記者団に語った。
「運が良ければ休みになる。データ日にするつもりはない」とルイス・ハミルトンはコメント。「彼らは3時間もあれば追い込むだろう。そこにスポットライトが当たれば素晴らしいだろう。でも、僕は東京に戻るかもしれない」「東京が大好きなんだ。素晴らしい夜を過ごせるだろう。食べ物もおいしいしね。素晴らしいアーケードもある。明日には戻ってくるつもりだよ」「ここでは毎週土曜日にチームとボウリングに参加する。あの場所がオープンになるかどうかはわからないけどね」台風19号の接近に伴い、国内の1600便が欠航。東京-名古屋間の新幹線も運休となっている。停電も予想され、政府は3日分の食料と水を備蓄するよう促している。地元住民は屋内にいるよう指示されている。鈴鹿サーキットでは表彰台やピットウォールをはじめとする設備が解体されている。仮にルイス・ハミルトンが東京に戻っていた場合、日曜日の午前中の予選までに鈴鹿サーキットに戻ってこれない可能性もあった。匿名のチームの関係者は「ルイスがホテルに滞在してくれることを嬉しく思っている」と本音を語った。