メルセデスのルイス・ハミルトンは、今週末のF1シンガポールGPで倒さなければならない相手はレッドブル・ホンダになると予想している。過去2年間のF1シンガポールGPではいずれもルイス・ハミルトンが勝利を収めているが、23のコーナーで構成されるストリートサーキットのマリーナ・ベイは、ダウンフォース志向のレッドブル・ホンダ RB15が最も適したマシンだと考えられている。
マックス・フェルスタッペンは、過去2年間のF1シンガポールGPで2番グリッドからスタートしており、昨年はルイス・ハミルトンとバトルを展開。最近のレースでは遠ざかっていた表彰台に戻ることを切望している。ルイス・ハミルトンは、今年のF1シンガポールGPもマックス・フェルスタッペン、そして、レッドブル・ホンダとの闘いになると警戒を強めている。「毎年ここに来ると、フェラーリ、レッドブル、そして、僕たちの間のパワーバランスがシフトする」とルイス・ハミルトンはコメント。「特にレッドブル勢は長年にわたって速かったし、今週末も彼らは強いと予想している。フェラーリが過去2レースのように速いかどうかはわからない。僕たちはとにかく自分自身に集中して、できるだけ多くを引き出していくつもりだ」「僕たちは過去数年ではシンガポールではあまりパフォーマンスを発揮できていなかったけど、他の環境もあってそれほど悪い結果ではなかった。うまくやれることを願っている」今年、メルセデスが最も苦戦を強いられた週末はW10の冷却問題に苦しんだオーストリアGPだった。高温多湿のシンガポールでそれらの問題が再発することを恐れているかと質問されたルイス・ハミルトンは「そこは間違いなく重要な部分だと思う」とコメント。「肉体的にも精神的にも最も過酷なレースではないにしろ、最もタフなレースのひとつだ・・・でも、今のところ最も暑いというわけではなさそうだし、このままでいてくることを願っている。でも、雨が降ったり、週末を通して暑くなったりすれば、変化する可能性がある」
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