ルイス・ハミルトンは、F1ベルギーGPでF1初勝利を挙げたシャルル・ルクレールは、今後さらに多くの勝ち星を重ねていくと予想している。今年、フェラーリに移籍したシャルル・ルクレールは、バーレーンとオーストリアで優勝に近づいたものの、あと一歩のところで逃していた。だが、夏休み明けのF1ベルギーGPでルイス・ハミルトンを倒して待望の初勝利を手にした。
ルイス・ハミルトンは、シャルル・ルクレールの実力は“結果が物語っている”と語り、チームメイトのセバスチャン・ベッテルに対するルクレールのパフォーマンスを称賛した。「フェラーリはもちろんのこと、どのドライバーであっても、F1で4回のワールドチャンピオンと対戦するのは簡単なことではない」とルイス・ハミルトンはコメント。「どれくらい経験を積んでいるかは神のみぞ知る。1戦目から継続して、パフォーマンスを上回り、予選で上回り、4回のワールドチャンピオンを上回る走りをするのは簡単なことではない。だから、それ自体が物語っていると思う」「彼は今年かなりのレースで不運だった。すでに簡単に3勝を挙げられていたかもしれない。だから、彼は今後もっと素晴らしいことがあるだろうし、彼の成長、そして、彼とレースをすることを楽しみにしている。今日は楽しかったし、彼を追いかけようとした。彼は少し速すぎたね」レース終盤、ルイス・ハミルトンはシャルル・ルクレールとのギャップを大幅に縮めたが、最終的に0.981秒届かなかった。だが、例えもっと早くにピットストップしたとしても、捕えることができたかどうかはわからないと語る。「当然、彼についていこうとしていたけど、彼はソフトタイヤで非常に強かった。僕たちは長くステイアウトし過ぎた。彼が入って、次のラップまでにギャップが2倍になったからね」「追いかけていたし、セブの後ろでスタックしてしまった部分もあった。でも、最終的に彼は素晴らしい仕事をしたので、たとえ僕たちが異なる戦略を持っていたとしても、今日彼を打ち負かすことは困難だったと思う」