F1ドイツGPの予選でポールポジションを獲得したルイス・ハミルトンだが、FP3で体調不良を訴え、メルセデスはエステバン・オコンをクルマに乗せる準備を整えていたことを明らかにした。F1ドイツGPの予選ではフェラーリのセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールに相次いでマシントラブルが発生。フリー走行3回目を6番手で終えていたルイス・ハミルトンが今シーズン4回目、通算87回目のポールポジションを獲得した。
だが、ルイス・ハミルトンはフリー走行3回目で体調不良に陥っていたことを明らかにした。「午前中は気分が良くなかった。のどが少し痛かった」とルイス・ハミルトンは Autosport にコメント。「だから、セッションに参加できないときのために準備をしていた。プラクティスを終えて、最悪のシナリオとして、セカンドドライバーを乗せることができるように準備されていた。でも、なんとか切り抜けることができて良かったよ」予選Q1ではトラフィックに引っかかって1回目のアタックでトップ15にも入れていなかったルイス・ハミルトンは、ポールポジション獲得を告げられた際に「どうやったのかわからない」と無線で語っていたほど。予選Q2をミディアムタイヤで突破したルイス・ハミルトンは、ソフトタイヤで突破した2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とは異なる戦略でレースをスタートする。「チームはタイミングという点で素晴らしい仕事をしてくれた。ご存じの通り、2台のフェラーリがドロップアウトした。それで最後の戦いは少し異なるものになった」「それでも、かなり良いペースがあったと思う、僕のルクレールの接戦になっていたかもしれない。彼らは週末ずっとかなり速かった。でも、自分のラップ、特にQ2のラップには本当に満足している」「チームは本当に懸命に仕事をしていたし、今週末125周年を祝うメルセデスにとって本当に素晴らしい結果だ。週末のスタートとしてこれ以上の結果はない」日曜日の最大の脅威について質問されたルイス・ハミルトンは「天候が脅威になるかもしれない。今日も雨の話があったけど、明日はもっと勝つ率は高い。ロングランでどくらい強いかはわかりない。でも、オーバーテイクが簡単トラックでもない」「気温にもよるけど、昨日のようになれば、かなり困難なレースとなるだろうし、多くのピットストップが見られるかもしれない。今日のように終盤に気温が上がった場合も挑戦になるだろう。真の挑戦は、全力を尽くし、今日のような水準でやり切ることだ」
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