ルイス・ハミルトンは、古巣マクラーレンの2019年シーズンの印象的な進歩を“素晴らしい”と称賛する。ルイス・ハミルトンは、ジュニア時代にマクラーレンのサポートを受けて2007年にF1デビュー。翌年にF1での初タイトルを獲得し、マクラーレンでワールドチャンピオンを獲得した最後のドライバーとなっている。
マクラーレンは、ホンダとの悲劇的な3シーズンを経て、ルノーにエンジンを変更しても低迷から抜け出せず、フェルナンド・アロンソのF1キャリアが終焉を迎えた。だが、ランド・ノリスとカルロス・サインツをドライバーに据えた今年は印象的なパフォーマンスを見せており、ワークスルノーに21ポイント差をつけてコンストラクターズ選手権4位の地位を固めつつある。「マクラーレンがとてもうまくやっているのは素晴らしいことだ。彼らは本当に厳しい年を過ごしてきたからね」とルイス・ハミルトンはコメント。「僕たちはオーストラリアで少しレースをすることになったし、ランドの進歩はとにかく本当に印象的だ」「初期の段階であれほど若い年齢でF1にやってきて、レベルを上げ、結果を出し続けている。それに彼よりも経験のあるカルロスと渡り合っている」また、ルイス・ハミルトンは、ウィリアムズで厳しいシーズンを過ごしているメルセデスのジュニアドライバーで現役F2チャンピオンのジョージ・ラッセルのパフォーマンスも評価している。「彼ら(ランドとジョージ)は僕と似たような階段を上ってきたし、彼らは並外れた仕事をしている」とルイス・ハミルトンは語る。「両者はまったく異なる課題を抱えている。ジョージのチームはしばらく苦戦を強いられているけど、彼はチームが改善を果たす手助けをしている」「僕はフランク(ウィリアムズ)とあのチームが彼らの歴史のなかで達成してきたことの大ファンだ・・・彼らは他のチームと一緒にトップに立つ必要のあるチームだと思う」「個人的に2人の成長と彼らが直面する試練や苦難を見ていくのを楽しみにしているし、何度が一緒にレースができることを願っている」