メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1モナコGPまでに予選パフォーマンスを向上することを目標に挙げている。開幕5戦で3勝を挙げてドライバーズ選手権で首位に立つルイス・ハミルトンだが、予選ではチームメイトのバルテリ・ボッタスが3勝2敗と上回っている。
現在、バルテリ・ボッタスは3戦連続でポールポジションを獲得しているが、ルイス・ハミルトンは今週末のモナコでチームメイトの勢いを止めたいと考えている。「クルマは明らかに素晴らしいけど、僕はオーストラリア以降、クルマにい苦労していた」とルイス・ハミルトンはコメント。「オーストラリアの予選はなんとか問題なかった。僕がわずかコンマ1秒上回った。問題を解決したら、それとは別のことをしなければならない。焦点を当てなければならないエリアはあるし、理解するためにクルマと対話していくつもりだ」「次のレースまでに様々な部署に出向いてできるだけ多くのデータを見るつもりだ。でも、金曜日と土曜日は僕にとって素晴らしい日ではなかったので、そこを改善することが目標だ。でも、レースは本当に強かったと思う」F1スペイGPでは、レースのスタートでバルテリ・ボッタスをかわして勝利を掴んだルイス・ハミルトンだったが、予選ではバルテリ・ボッタスに0.6秒もの差をつけられた。ルイス・ハミルトンは、週末を通して悩まされたバランスとセットアップの問題を補うためにドライビングスタイルを変更しなければならなかったと明かし、ワンラップで2019年のピレリのF1タイヤかあ最大限のパフォーマンスを引き出すことができていない部分を克服したいと述べた。「全体的にレースペースはかなり良いものだったし、レースでは総合的に本当に快適で満足していた」とルイス・ハミルトンは語る。「(スペイン)でグリップに並ぶために出ていったときはまだバランスにあまり満足できていなかったので、いくつか変更しなければならなかった。ドライビングスタイルも少し変えなければならなかった。でも、レースのシナリオのなかでそれはうまくいった」「1周がうまくいっていない理由を詳しく調べていくつもりだ。少し時間はかかるかもしれない。通常ならタイヤをうまく使える方だけど、そこが弱いエリアだと思っている。それができないというわけではなく、それを発見する必要があるし、そこが努力していく部分だ」