現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは、2019年開幕戦に向けた準備においてフェラーリはメルセデスよりも0.5秒優位に立っている可能性があると考えている。2019年のF1プレシーズンテストも3月1日(金)に最終日を迎え、セバスチャン・ベッテルが午前中に1分16秒221をマーク。前日にシャルル・ルクレールが記録したベンチマークを0.01秒上回った。
バルテリ・ボッタスは、現時点ではフェラーリの方が有利であるとの見解を述べており、午前中のセッションをフェラーリから0.34秒差で終えた。金曜日の記者会見に出席したルイス・ハミルトンは「フェラーラが現在の最速だ」とコメント。どれくらいのギャップがあると考えているかと質問されたハミルトンは「潜在的に0.5秒はあると思う。それくらいだと思っている」と語った。「僕たちはこのテストから多くのことを分析しているし、レースで実装しようとするいくつかのものがある。でも、しかし、それほど時間がないのは明らかだ」「でも、来週にはクルマの理解を深めて少なくとも0.1秒はゲインを得たいと思っている。もうクルマは使い古して磨耗しているので、新しいコンポーネントを用意することになるし、いろんなものが投入される」「おもしろくなるだろうね。全員が異なる電力モードと燃料使用量で走っているのであまりわからないし、全員が何をやっているのかわからない」「メルボルンで初めて垣間見ることになると思うし、4レースもすれば、どの位置にいるかがわかってくるだろう」」また、ルイス・ハミルトンは、メルセデスがフェラーリだけを警戒していればいいとの見方を棄却し、他のチームも強力なパフォーマンスを発揮していると指摘した。「3チームの戦いになると思うけど、僕が知る限り、その後方のチームも近づいている。全チームが拮抗している。現在どのチームが4番目になっているのか僕にはわかりらないけど、以前よりずっと近づいている」「以前は1秒のギャップがあったけど、今では0.5秒かそれより少ないかもしれない。それは素晴らしいことだ。その年の開発状況や、上位3チームと同じくらい早く開発する能力があるかどうかにもよるけど、エキサイティングな戦いになるだろう」「ルノーやフォースインディア(レーシングポイント)が過去よりもずっと高い位置にいるレースもあるかもしれない」
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