メルセデスのルイス・ハミルトンは、2019年もタイトル争いのライバルとなるのはフェラーリのセバスチャン・ベッテルだと考えている。今年、セバスチャン・ベッテルはシーズン前半でチャンピオンシップをリードしていたが、ベッテルが自滅してルイス・ハミルトンがリードを取り戻したドイツGPをきっかけに両者の明暗は分れ、ハミルトンが自身5度目のワールドチャンピオンを獲得した。
フェラーリは、2019年にキミ・ライコネンに代えて、今年ザウバーでのデビューシーズンで才能を示したシャルル・ルクレールを起用。セバスチャン・ベッテルとチームメイトバトルを繰り広げることになると予想されている。また、レッドブル・レーシングは2019年からホンダのF1エンジンを搭載。今シーズン後半にシャシーの強さを発揮したレッドブルは、ホンダのF1エンジンが優れたものであれば、マックス・フェルスタッペンがタイトル候補になると考えている。しかし、ルイス・ハミルトンは、メインのライベルはセバスチャン・ベッテルになるだろうと主張する。「セバスチャンになるだろうと想像している。それにバルテリも僕の近くにいると思う」レッドブルはそこに食い込んでいるかと質問されたルイス・ハミルトンは、レッドブルにはポテンシャルがあると考えているものの、対処しなければならない重要な問題があると考えていると語る。「シーズン終盤の彼らはとても強かったし、彼らは来年新しいエンジンを搭載する。僕たちのクルマと戦うことができるか? そう願っている。レッドブルがもう少し僕たちに絡んでくるようになれば壮大な戦いになるだろうからね」「でも、彼らが信頼性を改善させなければならないのは明らあだ。今年そこが彼らに大きな打撃を与えたからね。取り組まなければならないエリアはたくさんあるけど、彼らの飛躍を願っている。僕たちがその競争に備えているのは確かだ」