メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1アメリカGPの決勝レースで3位表彰台を獲得した。ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンだが、スタートでキミ・ライコネンに先行を許す。メルセデスはバーチャルセーフティカー出動時の11周目にピットインして2ストップ戦略を選択するが機能せず、ハミルトンは3位でフィニッシュ。
今回のレースでセバスチャン・ベッテルに8ポイント差をつければタイトル確定だったルイス・ハミルトンだが、ベッテルが4位でフィニッシュしたことでそれは実現せず、チャンピオン獲得は次戦以降に持ち越された。「実際、本当に楽しいレースだった。キミとは接戦だったし、彼とマックスと少しバトルができた。フェラーリ、レッドブル、そして僕たちがポジションを賭けてバトルをするのはかなりクールだったし、観ている人たちもエキサイティングだったに違いない」とルイス・ハミルトンはコメント。「当然、1番手からスタートして3位でフィニッシュという自分たちのパフォーマンスには少し落胆している。でも、セブの前で終えることができたことには感謝している。金曜日のプラクティスができないときは、セットアップに取り組むことができないし、クルマから最適なものを得ることはできないものだ。全員が同じ立場だったけど、最終的にフェラーリは変更を加えて僕たちにより近づいたと思う」「レースでの僕たちはストレートでペースが足りなかったけど、あらゆる手を尽くした。それでもクレイジーなくらいにプレッシュしていた。それがレースというものだ」「最後に少しチャンスがあったけど、マックスに多くのスペースを与えなければならなかった。チャンピオンシップを争っていない誰かにやっつけられるよりは3位でフィニッシュした方が良かったし、リスクを冒したくなかった。今日は勝利を目指していたけど、そうはいかなかった」「次はメキシコに向かう。本当に美しい場所だけど、必ずしも良い結果を出せてはいない場所なので、当然だけどレースに勝ちと思っている」関連:【動画】 F1アメリカGP 決勝レース ハイライト