ライバルであるフェラーリの敵地モンツァで優勝して表彰台で受けたブーキングを受けたルイス・ハミルトンだが、“全てのスポーツ”行われてることであり、“受け入れられる”ものだと語った。F1イタリアGPでは、キミ・ライコネンがポールポジション、セバスチャン・ベッテルが2番グリッドとフェラーリがフロントローを独占。熱狂的なティフォシはフェラーリが勝つことを望んでいた。
しかし、レースではメルセデスのルイス・ハミルトンが残り8周でキミ・ライコネンをオーバーテイクして引き離し、トップでチェッカーを受けた。表彰台に集まったティフォシは、ルイス・ハミルトンにだけブーイングを浴びせたが、それらの行為は問題ではなかったとハミルトンは語る。「受け入れるものだと思っている。すべてのスポーツで行われていることだ」とルイス・ハミルトンはコメント。「フットボールでは間違いなく起こるし、ここモンツァでは他のレースよりも多かったことには僕も気づいた。でも、そういうものだ」「僕にとっては簡単なことだ。僕たちのいるアリーナでは簡単にそうすることができるし、その人の人生に影響を与えることもできるけど、それを糧にすることもかなり簡単なことだ」「それは僕に多くのモチベーションを与えた。僕はそれを歓迎しているし、彼らがそれをやり続けたいとしても、それは僕に力を与えるだけだ」不快には思わなかったかと質問されたルイス・ハミルトンは「いいや。気分を害することではなかった。僕はただ笑っているだけだった」「世界中を旅して、僕を応援してくれている人がいることはわかっている。彼らがそこにいることはわかっているし、彼らのことを誇りに思う。彼らが赤い大きな海にいて、ブーキングがあっても、そこに1つのフラッグがあったり、フラッグをもったファンや子供が振ってくれていることに気づくものだ」「それらに囲まれ、それを耳にすることがどんなことかは想像できると思う。すべての視線が彼や彼女にいくわけだからね。僕はそのことに本当に感謝しているし、心からリスペクトしている。本当に彼らに注目してほしいし、彼らに感謝していることを知ってほしい」