ルイス・ハミルトンは、フェルナンド・アロンソがF1を引退することに個人的な“悲しみ”はないが、これまで対戦したなかで“最も偉大なドライバー”だと称賛した。フェルナンド・アロンソは2019年のF1世界選手権に参戦しないことを発表。「自分は競争力がないと感じたり、行き場所がなくなったさよならを言うのではなく、自分は強いと感じているときにさよならを言いたかった」と事実上の引退を宣言した。
F1のデビュシーズンにマクラーレンでフェルナンド・アロンソとチームメイトだったルイス・ハミルトンは、アロンソがF1を離れることに涙を流すことはないが、アロンソのドライビング技術を考えれば、より大きなトロフィーをキャビネットに加えることなく去っていくのは“残念”なことだと語った。「当然、悲しくなるようなことはない。僕が悲しみを抱く理由はない」とルイス・ハミルトンはコメント。「レース界では彼がいなくなることは寂しいことであるのは確かだ。レース界の中で彼は本当に大きな部分を示しているし、F1史上で最も偉大なドライバーのひとりだ」「彼の能力に相応しい勲章を得られていないのは残念なことだと言える。でも、スポーツはとても面白いマシンだし、偉大なドライバーであることだけが重要ではない」「どのように計略を使いし、どのように試合を戦うかだ。チェスのゲームのようなものだし、パッケージの一部でもある様々なことの全てをどのように使うかだ」だが、ルイス・ハミルトンは、フェルナンド・アロンソの長年のキャリアと彼がもたらした挑戦に“大きな敬意”を抱いていると語る。「でも、彼は最も偉大なドライバーのひとりだし、おそらく僕が対戦したなかで最も偉大なドライバーだ。次の場所での彼の活躍を祈っている」「17年間は長いし、それに対して大きな敬意を抱いている。それほど長く留まって、パフォーマンスを発揮するのは簡単なことではない。多くのコミットメント、多くの時間、多くの献身が必要だ」「多くの人々はそれを理解し、真価を認めることができていなかもしれない。でも、当然のことながら、どんなスポーツであっても、僕はその真価を認めることができる」
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