F1アゼルバイジャンGPで今季初勝利を挙げたルイス・ハミミルトンは、メルセデスの2018年F1マシン『W09』は“ディーバ”と称された昨年マシンよりも運転するのが難しいと語る。バクーでは週末全体を通してペースに苦しんでいたルイス・ハミルトンだが、残り3周で首位を走行してたチームメイトのバルテリ・ボッタスがパンクに見舞われた劇的なレースで驚きの勝利を手に入れた。
メルセデスはシーズン開幕戦オーストラリアGPこそ予選では速さを見せたものの、V6ハイブリッド時代になって初めて開幕3戦を未勝利で終えており、特にピレリの2018年F1タイヤにはあらゆるコンディションで効果的に苦労させることができていない。現役ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、メルセデスの2018年F1マシン『W09』は、シーズンを通して予測できない特性とパフォーマンス変動に悩まされ、チーム代表のトト・ヴォルフが“ディーバ”と称した2017年マシンよりも運転するのが難しいと感じている。「もう少しクルマを洗練させて運転しやすくする必要がある」とルイス・ハミルトンはコメント。「彼女は去年と同じくらい運転が難しい。そうだね、そこは僕たちが継続して取り組んでいかなければならない部分だ」今シーズン初めてドライバーズ選手権で首位に立ったルイス・ハミルトンだが、メルセデスはまだライバルのフェラーリの後塵を拝していると主張。メルセデスには“やらなければならないことがたくさんある”と認める。「首位に浮上はしたけど、正直、自分の後ろにフェラーリがいるとは信じられなかったし、とにかく抑え続けて、集中して、完走できることを祈っていた」「僕たちにはまだやらなければならないことがたくさんある。僕たちはまだ後塵を拝している。前でフィニッシュはしたけど、行ったように、それは様々な状況によるところが大きい」「キミはほぼポールポジションだったし、セバスチャンとはコンマ2秒差だった。彼らの純粋なペースは現時点で僕たちよりもずっと前にいる。レースでもセバスチャンがペースを管理していたと思うけど、それでも彼らのペースは僕たちよりも少し上手だと思う。僕たちが戦いのなかにいるのは間違いないし、決してまったく酷いクルマだというわけではない」
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