ルイス・ハミルトンは、F1フランスGPの開催地はポール・リカールではなくマニクールの方が良かったと語る。F1フランスGPは、2018年に10年ぶりにF1カレンダーに復帰。6月28日にポール・リカール・サーキットで開催されることが決定している。近年、ポール・リカールは、F1ではテストトラックとしては使用されており、ルイス・ハミルトンは今年9月のピレリのタイヤテストで5.8kmのトラックレイアウトをテストしている。
「正直、好きではないね。ただ真っ直ぐなだけだ」とルイス・ハミルトンは Canal+ にコメント。「マニクールでグランプリが開催されていたときは大好きだった」「ポール・リカールは美しい場所ではあるけど、トラックはマニクールほど素晴らしいものではないし、好きではない」「最も重要なことはフランスにグランプリが復活することだと思う。ヨーロッパで重要な役割を果たしている国だし、ヨーロッパツアーの重要な部分だからね」「フランスには、例えばル・マンなど美しいサーキットがたくさんある。でも、何らかの理由で僕たちは最も美しいトラックでは開催されない」「僕にとっては印象のないサーキットだ」テストでは走っているものの、ポール・リカールでレースをしたことはないルイス・ハミルトンは「素晴らしい週末になると確信している。おそらく、シーズン全体で最高のレースをお見せすることになるだろう」と最後にフランスのテレビ局に気を使った。1970年に建設されたポール・リカールは、1971年から90年の間にF1フランスGPを開催。その後、F1フランスGPはマニクールで開催され、2008年にF1カレンダーから外れていた。2018年は、ロマン・グロージャン、エステバン・オコン、ピエール・ガスリーという3名のフランス出身ドライバーとモナコ出身のシャルル・ルクレールがF1に参戦。ルノーにとってはホームレースとなる。F1は、F1フランスGPの復活を盛り上げるためにグランプリ前にマルセイスで大規模ファンイベント『F1 LIVE』の開催を予定している。