ルイス・ハミルトンは、F1ブラジルGPの予選Q1の最初のアタックでバリアにクラッシュ。決勝をピットレーンからスタートすることになった。前戦F1メキシコGPで自身4度目のF1ワールドチャンピオンを獲得したルイス・ハミルトンだが、今シーズンで初めて大きなミスを犯した。ボトミングの判断を誤ったハミルトンはグリップを失ってスピンしながらターン7のバリアに突っ込んだ。
ルイス・ハミルトンが予選Q1で敗退するのは今シーズン初であり、2016年のF1ベルギーGP以来となる。メルセデスは、パルクフェルメを破ってパワーユニットコンポーネントを交換。ルイス・ハミルトンはピットレーンからスタートすることになった。ルイス・ハミルトンは、自分のミスで代償を払うことになったと認める。「グリップはいいと感じていたので、コーナーにあのスピードで入った」とルイス・ハミルトンは説明。「でも、これまであの場所であれよりも速く入ったことはなかった。僕のミスだし、責任は全面的に僕にある」「ピットレーンからスタートするので、エキサイティンではないだろう。でも、そこからやるしかない。全力を尽くすつもりだ」ルイス・ハミルトンは、前回のレースで2017年のF1ワールドチャンピオンを獲得しているので、タイミングとしては良かったが、プレッシャーから解放されたにせよ、恥ずかしいミスであり、明日のレースでは挽回するつもりだと語る。「チャンピオンシップは完了しているので、もちろん、痛みは少ないけど、それでもまだ同じように感じている。自分のコミットメント、ドライビングにプライドを持っているし、ここまでミスは犯さなかった」「ウォールにクルマをぶつけるなんて久しぶりだ。でも、起こしてしまったし、起こってしまったのだから、くよくよ考えていも意味はない。僕にできることは、毅然とした態度で前に進むことだけだ。ここまでは良い週末だったんだからね」「僕だって人間だし、ついてないときもある。とにかく前に進んで、やり直して、そこから成長するだけだ。明日はチームのためにポイント圏内に返り咲けることを願っている」「チームにとってもチャンピオンシップは完了しているけど、まだそれが僕の仕事だし、スタッフのためにポイントを獲得して、良い結果を出したいと思っている。明日、なんとかバルテリの位置まで戻りさえすれば、僕はやるつもりだ」メルセデスは、ルイス・ハミルトンのマシンに新しい内燃機関、ターボチャージャー、MGU-Hを搭載するが、それらは以前に使用しているコンポーネントであり、ペナルティは科せられない。関連:【動画】 ルイス・ハミルトン、予選Q1でクラッシュ / F1ブラジルGP
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