ルイス・ハミルトンは、F1スペインGPでのチームメイトのニコ・ロズベルグとの衝突の詳細は引退するまで秘密にしておくと述べた。F1スペインGPのオープニングラップ。ニコ・ロズベルグを抜きにかかったルイス・ハミルトンは、芝生にはみ出てコントロールを失い、チームメイトと接触。両者はリタイアとなった。
スチュワードはこの事故をレーシングインシデントと結論づけたが、メルセデス内には緊張が生じた。ルイス・ハイルトンは、F1を引退するまで完全な詳細を明らかにするつもりはないと述べた。「若い頃は、悪いレースをした場合、自分に相当厳しかった。本当にネガティブだったね」とルイス・ハミルトンはコメント。「ホテルの部屋から3〜4日出ないで、誰とも離さず、携帯も切っていた。とにかく自分がいる暗い場所から抜け出そうとしていた」「そのあと、どうにかそこを抜け出して、ポジティブに変えていく。状況を見つめなければならないし、そこからポジティブなことを見つけて、ネガティブなことを忘れ去らなければならない」「例えば、今年のバルセロナは本当にふさぎ込んだ。僕が経験したことを、みんなが知るのは、引退して僕が話すときになるだろう。次の日、目が覚めて、走りにいった。そして、違ったことをたくさん考えた。その時点で僕が43ポイント差をつけられているなんてクレイジーだったし、不可能だと思った」「僕は人間だし、不可能だと感じる日もある。とにかく、あらゆる痛みと辛さが続く。すぐに乗り越えられるかもしれないし、長くかかるときもあるかもしれないけど、とにかく進み続けるしかない」「正直、今の自分は強くなったと感じている。そのような日々は世界が終わったようとかこのチャンピオンシップには勝てないとかを延々と考えていた。今、僕がいる場所に目を向ければ、チャンピオンシップで1ポイント差だ。もし僕がどこかの時点で諦めていたら... 何が何でも絶対に諦めないことを示している」関連:【動画】 メルセデス、チームメイト同士で接触リタイア / F1スペインGP
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