ルイス・ハミルトンは、チームメイトであるニコ・ロズベルグがマレーシアGPとバーレーンGPの間に自分のデータを研究することで前進を果たしたと述べた。2014年のこれまでの3戦中2レースで優勝したルイス・ハミルトンだが、ドライバーズポイントでは首位のニコ・ロズベルグに11ポイントの差をつけられている。ルイス・ハミルトンによると、バーレーンに到着したニコ・ロズベルグには“分厚い資料”が渡されたという。
1週間前のF1マレーシアGPではニコ・ロズベルグはルイス・ハミルトンに17秒差をつけられていたが、F1バーレーンGPで2人はホール・トゥ・ホイールのバトルを展開した。ルイス・ハミルトンは「マレーシアでの僕のレースをチームの誰かがかなり力を入れて調査したんだ」と語り、ニコ・ロズベルグに渡された資料には“僕が速かったすべての場所”が詳細に記されていたと続けた。「なので、次の中国GPでは僕も同じことをするつもりだし、活用した。これから2週間で一生懸命に学んでいくし、いろいろ考えて自分のものにしていく」F1バーレーンGPでは、パディ・ロウが"“台とも無事に帰るように”と指示したが、2人はハードなバトルを演じてわずか1秒差でフィニッシュした。ルイス・ハミルトンは「彼らが僕たちにバトルを許し、邪魔しなかったのは素晴らしいことだ」と述べたが、「今後の全レースが同じようであれば、ずっと2人ともハッピーであるとは保証できない」と警告した。