ルイス・ハミルトンが、F1カナダGPへの意気込みを語った。ルイス・ハミルトン (マクラーレン)「今年は、全てのレースが新しいチャレンジと異なる結果を提供するユニークなシーズンになっている。僕たちにとって全てがうまくいっているわけではないけど、自分には自身を持っているし、チームはどの週末でも勝利にチャレンジするために最高のポジションにいれられるようにあらゆる手を尽くしている」
「僕たち全員が望んでいる結果がすぐにやってくるとわかっている。マシンからなんとかコンマ1秒でも絞り出せるように全力を尽くしているし、トラックとMTCのスタッフ全員が勝利に相応しいマシンを僕に与えるためにあらゆる手を尽くしてくれていることはわかっている。僕たちはまだ今年のワールドチャンピオンシップの射程圏内にいるし、残りのシーズンでもお気に入りのひとつであるモントリオールでそのような戦いをするのを楽しみにしている。モナコとモントリオールの対比はそれほど大きくないだろう。どちらのレースも都市の中心で行われるけど、サーキットはとても異なるし、それぞれが独特な個性を持っている。ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットは素晴らしいトラックだ。所々にとても速い場所があって、策略と精度が必要だ。でも、200mphでホイール・トゥ・ホイールでレースを終えることもある。それは驚くべき感覚だ。でも、マシンには低速でのそれなりのトラクションも欲しい。通常、長いドラッグは全てタイトなヘアピンの後にあるので、良いラップタイムをまとめるには効率的にパワーを得ることが重要だ。KERSハイブリッドとDRSの組み合わせによってエキサイティングなグランプリになるだろうけど、興味深いことに去年はDRSゾーンが2ヶ所にあったけど、今年は1ヶ所のDRSゾーンに戻っている。理論上、僕たちのマシンはその組み合わせにうまく合っていると思う。僕たちはスペインで高速コーナーで非常に優れていることを示したけど、より低速でテクニカルな最終セクターでも速かった。もちろん、結果を予測するのは難しいし、より一貫してワールドチャンピオンシップ・ポイントを獲得できるようにクリーンな週末を過ごすことに集中する」