ルイス・ハミルトンは、F1カナダGPの8周目にチームメイトのジェンソン・バトンと接触してリタイアした。両者はホームストレートを走行していたが、後方を走行していたルイス・ハミルトンが外側からオーバーテイクを試みる。だが、そこにスペースはなく両者は接触。ハミルトンのマシンはダメージを負い、リタイアとなった。
「途中、少なくとも彼と並んたと思う」とルイス・ハミルトンはコメント。「ジェンソンは、最終コーナーの進入でミスをしたので、彼よりもうまく抜けることができたし、彼のアウトサイドを突いた。彼が僕を見ていたかどうかはわからないけど、彼はラインを横切ってきて、僕はウォールにいた」ジェンソン・バトンは、無線で「あいつは何をやっているんだ?」と叫んでいた。ハミルトンは、ピットに戻ろうとしたが、マクラーレンはハミルトンのマシンの左リアサスペンションが壊れたと判断してコース脇に停めるように命じた。だが、ハミルトンは、それは間違いだと述べた。「チームはサスペンションが壊れたので脇に停めるように言ってきた。でも、マシンを降りてみたら、そうではなかった」とルイス・ハミルトンはコメント。「壊れたのはタイヤだけだった」ルイス・ハミルトンは、セーフティカーが引っ込みレースが再開となった5周目にマーク・ウェバーとも接触している。「僕はインサイドを突いていたし、彼はかなり早くブレーキングした」とルイス・ハミルトンは述べた。「僕は縁石の上にいて、押し出された。そして、僕たちは接触したんだ」