ハースF1チームは、2018年F1マシン『VF-18』のシェイクダウンを実施した。ハースF1チームは2月14日(水)に全チームに先駆けて2018年F1マシン『VF-18』を公開。そして、23日(金)にバルセロナのカタロニア・サーキットでフィルミングデーを利用してVF-18のシェクダウンを実施。ロマン・グロージャンがVF-18での初走行を実施した。
ハースF1チームは2016年にフェラーリとの緊密な技術パートナーシップの元でF1に新規参入。初代マシン『VF-16』にはフェラーリの多くのコンポーネントが流用されていた。 ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは「VF-18は昨年からの進化版だ。今年のクルマには昨年の要素が見られると思う」と語っているが、公開されたマシンを見れば、それはVF-17だけでなく、SF70Hを含め、他チームが採用していたコンセプトが数多くみられる。ハース VF-18は、フェラーリの最新F1パワーユニットを搭載し、ギアボックスもフェラーリ製。特にサイドポッドの形状やリアエンド周りにはフェラーリの影響が強くみられる。ハースのオーナーであるジーン・ハースは「我々がフェラーリの多くのエキップメントを使用していることは秘密ではないし、それらをベースラインとして使用している。競争的であるためにはフェラーリの0.5秒位以内にいる必要がある」とコメント。「昨年はその位置にはいなかった。フェラーリよりも1.5秒遅れていたと言ってもいいだろう。全体的に我々は予選ポールポジションから2秒遅れているかもしれない。なので、競争的になりたければ、1秒を削る必要がある」この日のフィルミングデーでは全てロマン・グロージャンが担当し、26日(月)に開始するプレシーズンテスト初日もグロージャンがステアリングを握る。.@RGrosjean heads out to give the @Haas_Automation #VF18 its first run around @Circuitcat_eng. #HaasF1 #F1pic.twitter.com/EqF0tMWF8m— Haas F1 Team (@HaasF1Team) 2018年2月23日Blasting by on another lap at @Circuitcat_eng. @RGrosjean doing the business in the new #VF18.#FilmingDay #HaasF1 #F1 pic.twitter.com/p6vHRIN40I— Haas F1 Team (@HaasF1Team) 2018年2月23日
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