ハースF1チームのエステバン・オコンとオリバー・ベアマンの間で、F1モナコGPのFP1中にチーム無線を通じた緊張したやり取りが明らかになった。オンボード映像では、セッション序盤にオコンがベアマンのマシン後方を近い距離で走行している様子が確認された。その後、オコンはレースエンジニアのローラ・ミュラーから、前方のベアマンとの間隔を空けるよう促された。
FP1序盤に起きたハース同士の不満ミュラーはオコンに対し、「少し間隔を空けてもいい」と伝えた。これに対してオコンは、ベアマンに2度アタックラップを妨げられたと主張し、怒りをにじませた。「そうだね、でも彼も僕のラップを2回も台無しにする必要はないだろう! ファストラップで……」とオコンは無線でコメント。これを受けてベアマンも、「なんて馬鹿なんだ」と反応した。さらにベアマンは、「エステバンのあれは本当に愚かだった」と続けた。不安定な関係性に再び注目オコンは過去にもセルジオ・ペレスやフェルナンド・アロンソとのチームメイト関係で緊張を抱えた経緯があり、今回のやり取りはハース内部の関係性に再び注目を集めるものとなった。2026年F1シーズン序盤、オコンは開幕5戦でわずか1ポイントにとどまっている。一方のベアマンは中国GPでの5位を含む3度の入賞を記録しており、モナコGPを前にオコンを17ポイント上回っている。両者の将来は今季終了後も保証されていないとされており、ハース内の力関係はチームのドライバー市場にも影響を及ぼす可能性がある。小松礼雄とオコンは不仲説を否定一方で、オコンとハースF1チーム代表の小松礼雄は最近、マイアミGPで両者が激しく対立したという噂を否定している。「正直に言って、完全なでたらめだ。本当に信じられない」とオコンはコメント。「さっき小松礼雄と話していたところだ。僕が見た記事では彼のことをリョウ・コマツと呼んでいて、それもかなり面白かったし、マイアミで僕たちが大きな口論をしたようなことまで書かれていた。でも、それは完全なナンセンスだ」「正直に言って、すべて作り話で、完全なでたらめだ」「僕が言ったように、このチームに来たのは、小松礼雄を長く知っていて、彼と素晴らしい関係を築いているからだ」「それはずっと変わっていないし、人々が言っているようなことは何も起きていない」「完全に事実ではない。僕は自分がやるべきこと、チームとともに果たすべき仕事に完全に集中している」今回のFP1での無線は、即座にチーム内対立を意味するものではない。ただし、狭くクリアラップの確保が難しいモナコで、チームメイト同士の走行位置と無線での不満が表面化したことは、ハースにとって無視できない火種となる。Source: PlanetF1