トヨタとの提携を発表したハースF1チームは、2024年シーズン中に3回あるホームレースの2回目を祝うため、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されるアメリカGPの週末に特別なカラーリングのマシンを公開した。通常の黒、赤、白のカラーリングに、青のハイライトと白と黒の星などの追加の機能が補完されている。これは、アメリカ国旗への敬意を表したものだ。
2016年にデビューして以来、ハースはアメリカ国旗を掲げてレースに参戦しており、本社はノースカロライナ州キャナポリスに、ヨーロッパの拠点はオックスフォードシャー州バンベリーに置かれている。また、トヨタとの提携を発表したハースF1チームのマシンにはノーズとリアウイングの背面などにトヨタのロゴが掲載され、スペシャル版のレーシングスーツにも左胸にTOYOTA GAZOO Racingのロゴが掲載されている。しかし、ニコ・ヒュルケンベルグとケビン・マグヌッセンのマシンのカラーリングを変更しただけでなく、オースティンラウンドでは、コンストラクターズランキングで6位のRBを追い抜くことを目指し、さまざまなアップグレードが投入される予定である。「オースティンでは、シーズン終盤に向けての主なアップデートを投入する予定だ。主にフロアとボディワークのさらなる開発が含まれる」とテクニカルディレクターのアンドレア・デ・ゾルドは説明した。「目標はいつも通り、空力負荷を改善して車をより速くすることだ」「ラップタイムを大幅に短縮するのは難しいので、我々は小さな数字について話しているが、熾烈なミッドフィールドの戦いにおいては、すべてが重要なステップであり、私たちはそれを実現したいと考えている」「これは我々のパッケージの改良とさらなる進化であり、新しいものではないが、マシンは少し違って見えるだろう」「我々は6位を争っている。それはとてもいい気分だ。それを達成するには、本当に全力を尽くさなければならない。なぜなら、今シーズンを成功させるために多大な努力を傾けてきたチームの全員にとって素晴らしいことだからだ」最終6戦を前に、ハースはライバルのRBに3ポイント差の31ポイントを獲得している。 この投稿をInstagramで見る MoneyGram Haas F1 Team(@haasf1team)がシェアした投稿