ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、アルファロメオと2024年のパートナーシップ契約をめぐって交渉を行っていないと述べた。アルファロメオとザウバーの現在のブランドパートナーシップは今シーズン限りで終了するが、ステランティス・グループの一員であるイタリアの自動車メーカーは、どうやらF1での存在感を拡大することを検討しているようだ。
ギュンター・シュタイナーは、先週末モナコでアルファ・ロメオのジャン・フィリップ・インパラト最高経営責任者(CEO)と舞台裏で短時間会談したことを明らかにし、これをきっかけに両社間で来年に向けた合意が話し合われているという噂が浮上した。シュタイナーは木曜日、バルセロナでメディアに対し、「多くの人が私にそのことを言っているが、まだアルファロメオだけが私にそれを伝えていない」と語った。「明らかに彼らは将来的に何をするのかを考えていて、我々に会いに来てくれた。我々がどうやっているのかを見るために来た。それは単なる紹介であり、それ以上のものではなかった」「私はこれまでCEOに会ったことがなく、紹介されただけだ。明らかに隠すことは何もない。彼はただ『こんにちは』と言うだけで、それで終わりだった。彼らが今後どうするのかは知らない」ハースF1チームは現在、送金会社のマネーグラムと複数年のタイトルスポンサー契約を結んでいる。シュタイナーは、アルファロメオがチームとの提携に興味を持った場合、ハースが2つ目の命名権契約を追加する可能性はあるかと尋ねられた。「このことについては話したことがないので、わからない」とシュタイナーは語った。「ジーンとはこの件について話していないので、それに対する答えはない」「テーブルの上には何もないので、何も考えていません。他にやるべきことがたくさんある」