ハースF1チーム代表 「トラフィックでのパフォーマンスが大きな弱点」

しかし、マグヌッセンはスタートで出遅れ、フェラーリのシャルル・ルクレールなどライバルに追い抜かれないように全力を尽くしたものの、最終的には10位でフィニッシュした。一方、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグは、12番グリッドから15番グリッドに後退した。ギュンター・シュタイナーは、新しいフロアは、目に見えるエッジの部分ではなく、下側に焦点を当てた変更が施され、改善されたと語った。しかし、シュタイナーは、トラフィックにおけるマシンのパフォーマンスを向上させることがチームの課題であると繰り返し語った。フロアについては「うまくいっているようだ」とシュタイナーは語った。「トラフィックの中でより安定させるためにはどうすればいいのか、トラフィックの中でタイヤがそれほど摩耗していないようにするためには、どうすればいいかを考えなければならない」「空力部門の人たちは、他のクルマが我々のクルマほど苦労していないことをわかっているので、そこに取り組んでくれるだろう」「イモラでもパーツがいくつか入る。フロントウイングのフラップの一部だが、完全なウィングではない。そして、今後も導入し続ける」シュタイナーは、マイアミのレースでは、タイヤのパフォーマンスを落とさずに他のクルマについて行くことが、ドライバーにとって容易でないことが明らかになったと指摘する。マグヌッセンのレースについて「ポイントを獲得するのはとても難しいことだが、5レース中、3回ポイントを獲得している」とシュタイナーは語った。「序盤はとても調子が良かったんだ。トラフィックに巻き込まれたりして、ペースが少し落ちてしまった。それが何なのか、調べる必要がある」とシュタイナーア語った。「だが、全体としては、予選でトップ10に入れば、ポイントを持ち帰ることができると思っている。とはいえ、全員が完走するとそれは非常に難しい」「最終的にはやり遂げた。1ポイントを獲得した。それが今年やっていくことだ。残っているものは少しでもすべて家に持ち帰ろう。路上には何も残さないようにしよう。もっと欲しいのは山々だが、手に入れたものに満足する必要がある」シュタイナーは、マグヌッセンがルクレールのフェラーリとバトルしているのを見てうれしかったと語った。「序盤のルクレールとの戦いなどはかなり良いものだ」とシュタイナーは語った。「そして、誰もがそれを楽しんだと思うし、それが本来あるべきことだ。それは良かった」「ただ、ルクレールとの2セット目のタイヤでのバトルの後の後半は、彼がタイヤを回復するまで落ち込みがあったし、彼の後ろにいた他のドライバーはニュータイヤを履いていた」「でも、最終的に彼らからの本当の脅威はなかったと思う。でも、ちょっとしたミスでポイントを失ってしまうので、いつも心配しているよ」