ハースF1は、フェラーリと決別してルノーの“Bチーム”になるとの推測を否定した。ハースF1は、2016年にフェラーリとの緊密な技術パートナーシップのもとでF1に新規参入を果たし、2018年にはコンストラクターズ選手権5位という好成績を残した。
2019年はタイヤに問題を抱えていたハースF1だが、今季はシャシー面の問題を多くを修正した。しかし、フェラーリのF1エンジンのパワー不振により、同じカスタマーであるアルファロメオと同様、フィールドの後方での戦いを強いられている。そのため、ハースF1はフェラーリと決別して、ルノーの“Bチーム”になるとの噂を引き起こした。ルノーF1は、今季限りでマクラーレンへのエンジン供給を終了し、2021年はアルピーヌへと名前をワークスチームだけがルノーのF1エンジンを使用する。「何も変えてはいない」とハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーはコメント。「それに私の考えでは、予算上限が導入される時期にそれは最適ではないだろう」「現在の状況とパンデミックもあり、我々はこの厳しい期間を耐え抜かなければならない。来年までそれは少し続くかもしれないし、新しいルールに2022年目を向けて、再びうまくやれることを願っている」