ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーは、F1はファクトリー閉鎖をさらに延長して、小規模チームを保護する必要があると語る。今週、F1はファクトリーの閉鎖期間を3週間から5週間まで延長。だが、同時にF1カナダGPの延期が発表され、現時点でのシーズン開幕は6月28日のF1フランスGPとなっているが、フランスもまだレースができる見通しは立っていない。
ギュンター・シュタイナーは、最初のレースの数週間前までファクトリーの閉鎖を継続するべきだと考えている。F1チームはファクトリーの閉鎖をさらに延長するべきかと質問されたギュンター・シュタイナーは「絶対そうだ。シャットダウンはさらに延長するべきだ」と motorsport-magazin.com にコメント。「チームがレースに参加しない場合、収入がないことを理解する必要がある。当然のことながら、我々のスポンサーは、レースをしないならばスポンサーになろうとはしない。したがって、内部的にお金が流れないのであれば、我々もお金を使うべきではない」「だから私は閉鎖を延長すべきだと思っている。最初のレースを開催するときに初めて、トンネルの終わりに光があるかどうかがわかる。我々はレースに依存しており、3か月間マシンを開発できず、収入もない。いくつかのチームはそれを管理できるかもしれないが、すべての小規模チームは、それは不可能だと団結しいる」ギュター・シュタイナーは、最初のレースの4~6週間前にファクトリーを開放する必要があると語る。「3週間で十分だが、ファクトリーはしばらく閉鎖されていたので後、少なくとも1か月準備するのが望ましい」ハースF1チームの開発作業は、イギリスのバンバリー、イタリアのダラーラおよびフェラーリの3つの地域で行われ、操業停止による影響が複雑化している。「我々は政府支援プログラムを通じてこの期間を乗り越えるための解決策を見つけようとしている」とギュンター・シュタイナーは述べた。チャンピオンシップがいつ再開されるかについての不確実性は、ハースF1チームにプレッシャーを加えている。「我々に収入がないとき、より多くのお金を得るためにスポンサーにアプローチすることがでない。彼らは受け取るメリットが少ないし、『なぜ我々はあなたにもっとお金を払わなければならないのですか?』と尋ねてくる。チームオーナーに追加のお金を求めることもできない。したがって、我々は危機管理に取り組んでいる」「難しいのは、自分をどのように位置づけるかだ。レースの数がわからないので、収入がわからない。旅の目的地がわからないため、予算の作成が難しくなる。我々は様々なシナリオを抱えており、最善を尽くそうとしている」」
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