ハースF1チームの創設者であるジーン・ハースは、新車『VF-20』が2018年のような好調さを取り戻すことに役立つことを期待している。2016年にF1に新規参戦したハースF1チームは、わずか3シーズンでコンストラクターズ選手権5位に上り詰めた。そして、昨年は1つ順位を上げてミッドフィールド争いでの“ベスト・オブ・ザ・レスト”のポジションに照準を合わせていた。
だが、ハース VF-19は深刻なパフォーマンス不足に苦しみ、ウィリアムズを上回っただけのコンストラクターズ選手権9位でシーズンを終了。ハースF1チームにとってF1参戦以来、最悪のシーズンとなった。ハースF1チームは2月6日(木)、全チームに先駆けて2020年F1マシン『VF-20』を公開。ジーン・ハースは、2019年は“教育プロセス”の最期であり、2020年は好転できると期待している。「マシンがより馴染みのあるハース・オートメーションのカラーに戻ったことを嬉しく思う。人々が識別しているカラーリングだ」とジーン・ハースはコメント。「率直に言って、VF-20がコンストラクターズ選手権で5位になった2018年のような形に戻れることを望んでいる」「2019年は耐え難いシーズンだった。実際、我々は教育プロセスを経てきた。ある段階ですべてのF1チームが経験するプロセスだ」「我々はそれらの教訓から学んだと信じており、VF-20をより競争力のあるマシンにするためにその知識を適用した。戦いに戻り、一貫してポイントを獲得することが重要だ。我々にその能力があるのは確かだし、それができる組織であることを証明してきた」関連:ハースF1チーム、2020年F1マシン『VF-20』のカラーリングを公開
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