ハースF1チームは、F1アブダビGPの決勝レースで、ケビン・マグヌッセンが14位、ロマン・グロージャンが15位でレースを終えた。今季、ハースF1チームはケビン・マグヌッセンが20ポイントを獲得してランキング16位、ロマン・グロージャンは8ポイントを獲得して19位でシーズンを終了。コンストラクターズ選手権は9位だった。
2020年もハースF1チームは、ロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンのドライバーラインナップを継続する。ギュンター・シュタイナー(チーム代表)「シーズンは我々の予想通りに終了した。今日はマシンを最大限に活用した。シーズンが終了したことを嬉しく思っているし、これから我々は来年に集中することができる。今年、我々は少し傷ついたが、壊れてはいない。我々はカムバックする。目標は2019年のことは忘れ、2018年を終えたときのように来シーズンをスタートすることだ。将来は来年であり、その仕事を本当に楽しみにしている」ケビン・マグヌッセン(14位)「今回もかなり良いスタートを決めて、最初のラップは良かった。残念ながら、そこからは他のみんなのようなペースがなく、最終的にそれらのポジションを失ってしまった。できる限りハードに戦った。今回のようなレースは精神的にもとてもタフだし、物事が悪い方向に進んでいるときに集中してそこから引き出し続けることも本当に難しいけど、チームのパフォーマンスには満足している。でも、誰もがチャンスを狙っていたし、正しいタイミングでセーフティカーが入ったり、クレイジーなことが起きた場合に備えていた。常に最高のチャンスを得られるようにしたいと思っているからね。それはシーズンを通してのトレンドだった。チームは非常にタフなときでもそれを維持している。今年を終えて、2020年に完全にシフトできることを誰もがうれしく思っていると思う。はりかに良い1年になることを願っている」ロマン・グロージャン(15位)「タフなレースだった。金曜日のFP2でボッタスとクラッシュしたことで今日のレースが台無しになったと思う。僕たちにはあのパッケージのフロアが1つしか無く、それでプラクティスを走っていた。でも、別のものに交換してセッティングを変えざるを得なくなった。わかっていたことだけど、あの時点からの走るのは厳しくなった。しっかりとしたデータを取れたのはFP2だけだったからね。自分について言えば、レースではスタートをもっと頑張らなければならない。今年はずっとスタートが弱点だった。来年予選でいい位置に着くことができたら、確実に良いスタートをできるようにしたい。レースではできるだけ頑張ったし、チームのみんなもまたいい仕事をしてくれた。ただペースが足りなかった。来年はもっといい話ができることを願っている」