ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、2021年のF1レギュレーションの変更のチームのビジネルモデルへの影響は“ごく僅か”だと感じている。先週、F1は2021年に導入する技術および競技規則を含めた新レギュレーションを発表。新たに予算上限を含めた財政規則が加えられることが発表された。
この変更により、F1の持続可能性とコスト効率を高めるために多数の標準化されたパーツと規定された設計が導入されることになる。ハースF1チームのビジネルモデルは、2016年の参入以来、規則の範囲内でフェラーリから可能な限り多くのパーツを購入されているが、ギュンター・シュタイナーはそのアプローチが2021年以降に変わることはないと感じている。「ごく僅かな変更だ。ビジネルモデルに変更はほとんどない」とギュンター・シュタイナーはコメント。「私はそれに反対していない。我々にとって良い妥協が見つかったと思っている。最初、彼らはサスペンション購入を禁止したかった。だが、彼らはサスペンションは購入できるが、フェアリングを作ることはできないことに気づいた。全体的にそれは我々にとって問題ではない」「問題はないと思うし、以前に我々が購入していたいくつかのパーツは標準パーツになる。何も問題はない。我々は彼らと交渉し、彼らはそれられを考え出した。ブレーキダクトは全員にとって同じものになる。フェラーリから購入する代わりに全員が同じプレーキダクトを装着する」「変化はあるが、我々にとっては少しの変化だ。だが、我々は事前にそれに合意していた。『おっと、そんなこと言われていない!』ということはない。それができないという意見があったら、事前にそれに議論していただろう」ハースは、F1参入前にHRT、ケータハム、マルシャが苦しんでいるのを見て、フェラーリと同盟を組むというビジネスモデルを選んだ。ギュンター・シュタイナーは、ハースのアプローチは、2021年のレギュレーションの下が新たにF1に参入したいと考えているチームにもまだうまく機能すると考えている。「我々が参入し、このビジネスモデルを選択した際、それが機能するかどうかはわからなかった。他チームも同じようなことをしたが機能していなかった。同じようなやり方でやるのはあまり賢いことは思わなかった」とギュンター・シュタイナーはコメント。「我々は異なる方法を採用することを決断し、それが機能した。なので、新たに参入してもうまくいくと考えている。私の意見ではゼロからスタートするよりも我々のように入った方がうまくいくと思う」