ハースF1チームは、F2ドライバーのルイ・デレトラスを2019年のシミュレータードライバーに任命した。アメリカ出身のルイ・デレトラス(22歳)は、昨年末のアブダビテストにハースF1チームから参加し、F1マシンで初走行。117周を走破していた。F1スーパーライセンスを取得しているルイ・デレトラスは、F2と並行してハースF1チームで新たな開発の役割を担っていく。
「11月のハースとの初のF1テストで夢が叶ったし、それ以来チームと良い関係を築いてきた」とルイ・デレトラスはコメント。「彼らが僕の仕事に満足してくれたことを嬉しく思っているし、彼らのシミュレータープログラムに貢献することでチームが僕と仕事を続けたいと思ってくれていることを光栄に思うし、ありがたく思っている」「シミュレーターはチームがクルマやアップデートをチェックすることができ、F1カーの開発で大きな役割を果たしている」「シミュレーターを走らせることは重要な仕事だし、近い将来F1グリッドに加わることを目指す僕にとって、この仕事はF1について学び、最終目標に向かってプッシュし続けることを可能にするものだ」今年、カーリンからF2に参戦するルイ・デレトラスは、開幕ラウンドの2レースを5位で終え、ランキング4位につけている。